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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/04/27 

Vol.134  「多動力」

執筆 足助病院職員

企画課長兼施設課長 日比敦郎

「多動力」って言葉を聞いたことはありますか?
WEBで「多動力」を検索すると、必ず「ホリエモン」が登場します。
「ホリエモン」こと堀江貴文さんの著書の一つに「多動力」があります。
本の内容を多く語ることはやめておきますが、その中にとても印象深い考え方が載っているので、一つだけご紹介します。

~人の肩書は掛け算で考える~

「多動力」の基本的な考え方として、「興味のあることはとにかくやってみる」ということが挙げられています。
私が興味あることと言えば・・野球、ギター、料理、DIY、マクロ作成などが挙げられます。
とにかくこれを全部やってみて、飽きたらやめればいいというものです。
わざと「自分がやらなさそうなこと」をたまにやってみることも良いそうです。そこにビジネスチャンスが隠れているかもしれないからです。
そこで先ほどの「掛け算」の考え方ですが、例えば、近年の日本の野球人口は約3.8%です。
さらに調べてみると、日本のギター人口は5.1%だそうです。
これだけで「野球を継続的にプレーしているギタリスト」は0.19%になるので、1000人のうち2人いるかいないかになります。結構なレアキャラですね。
さらに私は「左利き」なので(しかもギターもレフティ!)さらにその10%(世界中で左利きの割合は約10%です)なので、私のキャリアは5,000人に1人になりますね!
もっとも、左利きの野球好きでなんちゃってギタリストにどんなビジネスチャンスがあるのかは甚だ未知数ではありますが・・。
それを見つけるための「多動力」なんですけどね。
・・・企画課長で施設課長なら・・・もうやめておきましょう。

そういえば当院にもすごい肩書をお持ちの方がいらっしゃいましたね。
医師(0.26%)で防災士(0.16%)で気象予報士(0.009%!)というスーパーレアキャラです。
掛け算すると100億人のうち3.6人になります。世界人口が約77億人なので、おそらく世界で3本の指に入るとんでもない肩書になるということですね!

「多動力」のようなプラス思考はモチベーションアップにつながるのではないかと思います。
皆さんも、ご自分の興味あること、「自分の肩書」をいくつも掛け合わせて、オンリーワンの精神を養うと、人生が豊かになるかもしれませんね。

(注)お示ししたパーセンテージはいずれも日本国内のものです。一部数字が古いものもあります。
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