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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/08/24 

Vol.150  「可能性」

執筆 足助病院職員

企画課長兼施設課長 日比敦郎

先日、豊田市内の高校にお邪魔する機会がありました。
就職を予定している高校生に足助病院で働くという選択肢を加えてもらうことが目的です。
夏休み中ということもあり、生徒の姿はまばらでしたが、どこの高校生たちも見ず知らずの私たちに「こんにちは~」と気さくに挨拶してくれました。
自分が高校生の時って、こんな風に挨拶できていたかな?なんて振り返ってしまいました。
野球のユニフォーム着ていると「おーっす!!!」って怒鳴り声に近い声で挨拶していましたが(笑)

各校とも、進路指導の先生と面談させていただきました。
当院は現在、看護・介護職の人材が顕著に不足していますが、将来的にはどの職種も不足していく可能性があります。
進路指導の先生には、高校卒業後に病院で働くことの可能性、選択肢の幅の広がりについてお話しさせていただきました。
どの先生からも「生徒にとってこのような選択肢があるとは知りませんでした。大変ありがたい情報をいただきました」とおっしゃっていただき、嬉しい反面、まだまだPRが足りないということも痛感しました。

病院には様々な職種のスタッフが勤務しています。中には働きながら専門職の国家資格を取得してステップアップした職員もいます。
事務員から看護師になったスタッフもいます。
もし進路に迷うようなことがあれば、当院に限らず、医療機関で働くという選択肢は今後の可能性を大きく広げることになるかと思います。
就職を考えている学生さんたちがこのコラムを読んでいるかどうかはさておき、人間の可能性は無限です。
常に様々な選択肢を持てるような情報収集をしていきましょう。
私だって高校1年生までは医師を目指していました(笑)。
諸々不足していたので、医師にはなれませんでしたが、こうして医療機関の事務職員としてそれなりに頑張っています。
いつの日か皆さんと一緒に勤務できる日を楽しみにしています。
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