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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/06/07 

Vol.192  「もっと画面を見よう」

執筆 足助病院職員

匿名希望職員

世の中には様々な種類のゲームがありますが、その中には”格闘ゲーム”と呼ばれるジャンルが存在しています。
格闘ゲーム(通称:格ゲー)とは1対1で行う対戦型アクションゲームのことを指すのですが、近年は日々熱を増しており「eスポーツ」「プロゲーマー」という言葉とともに新たなコンテンツとして世界中で浸透し始めているのです。
私もプレイヤーかつファンの一人なのですが、そんな格闘ゲームの世界で使われている言葉の一つに 「画面を見る」 という言葉があります。
日常生活にも応用できる非常に便利な言葉なのでここで紹介させていただきます。

ゲームをする上で「画面を見る」なんて当たり前じゃないか
画面を見ずにどうやってゲームするのか

初心者だった頃の私もこの言葉の意味がさっぱり分かりませんでした。
手短に説明すると “限界まで相手の行動や様子、現在の状況を確認してから自分の行動を選択すること” を指す俗語なのですが・・・簡単そうですよね。
しかし、この「画面を見る」ことができるプレイヤーは一握りなんです。
何が難しいかというと、”限界まで”の部分。
「なぜあの行動をしたのか?」と尋ねると「○○だと思ったから・・・」とあやふやな動機しか答えられないプレイヤーが多いのです(私もめちゃめちゃある)。
大事な場面で相手の様子を見るのをやめて、当てずっぽうの動きをしてしまうんですね。
日常生活で活用するならば、人とのコミュニケーションにおいて「おそらく相手はこう思っているだろう」と勝手に想像した上で発言してしまった時。
ありますよね。あなた、画面が見られていないですね。
なんとなく便利な言葉な気がしてきませんか?
もしよろしければ、(相手を傷つけない程度に)積極的に使ってみてください。
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