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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2024/06/20 

Vol.495 「アワード」

執筆 院長 小林真哉

アワード…なんともカッコイイ響きの言葉です。
何かを成し遂げるための道標になり、同じ志に向かい切磋琢磨する者たちの目標にするのはモチベーション向上に繋がるのでとてもいいものです。
『アワード』とは『賞』のことで、英語では「award」と書きます。
国語辞典で調べると、「賞や報酬を与える」、「授与する」という意味の動詞を指し、名詞としては『賞』『報酬』『裁定』などを意味します。
アワードは、優れた功績や業績を称える際にも使われますが、映画や音楽、文学などの分野ではアカデミー賞や文学賞などが有名です。

ビジネスの世界では、大きく2つの目的でアワードが開催されます。
1つ目は、企業の宣伝やブランディングを目的として開催されます。
2つ目は、従業員のモチベーションアップのために開催されるもので、一番イメージしやすいのは『社内表彰式』などが挙げられます。
病院組織を考えますと、一つ目のアワードに職員とともに取り組むことも有意義なことです。

私たちの身近なアワードには「WE LOVE とよた」アワードがあります。
とよたの魅力を知る取組・とよたの魅力を暮らしに取り入れる取組・とよたの魅力を発信する取組・とよたの魅力を高める取組 などが対象で、とよたの理解と共感の輪を広げる取組を行う個人又 は団体を表彰の対象です。ご存知の方や身近に受賞された方がいる人もいることと思います。

病院広報に関するものに「病院広報アワード」があります。
『 持続可能な地域医療の実現を、広報の力で支援する 』というコンセプトで、広報誌やホームページ、SNSなどを通じて自院の情報を発信する病院広報の重要性を医療業界に伝え、全国の医療機関の広報活動のさらなる活性化につなげ、地域医療のあるべき形の実現を模索するイベントです。
日本には病院が約8500ありますので、挑戦しがいのあるアワードです。
足助病院は経営者部門で私、Web部門で事務部門、その他部門で栄養部門がエントリーしています。
この先、二次審査を経て、多くの人の前でのセミファイナル・ファイナルを経験して初めて大賞に輝くことになります。
結果も大切ですがその前に、挑戦とプロセスが重要です。
良い結果報告が出来ることを期待していますが、私の思い描く最高の筋書きは、ファイナルまで進出してプレゼンテーションで私が僅差で自らの職員に敗れ、職員が大賞を頂くパターンです。
差しあたっては、職員と共に、戦略会議と称してビアガーデンにて企画会議を行うこととします。
このプロセスが大切ですね!

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